家づくり 3つのパターン
住宅を新築する場合、大きく分けて3つのパターンがあります。
□ ハウスメーカー
□ 地域の工務店 (設計&施工)
□ 設計事務所(設計) + 工務店(施工)
それぞれの場合の○と×を較べてみましょう。
ハウスメーカー
◎ 大企業ゆえの安心感、信頼感があります。
◎ 1件の住宅で雨漏れがあれば、1万件の住宅で同じことが起こりうる、との
危機意識から、工法や部材は徹底して厳選、規格化されています。
× 家の大きさ、予算、タイプ(~シリーズ)を決定してしまえば、その後、間取りなどを
お客様のご希望に合わせ自由に変更したり、調整することはできません。
(その理由は・・・・
一般的には、設計図が出来上がると、建築確認申請といって、行政や民間
審査機関に、建物の図面を提出し、許可を受けます。
しかしながら、大手ハウスメーカーは個々に、このような対応をしていると
手間ひまがかかるため、事前に住宅のタイプごとに申請をだし、許可を受けて
います。(これを型式認定といいます。)
そのため、家のタイプを選んだ時点で、実は間取りなど、建物の骨格にあたる
部分は、変更できないシステムになっています。
そのかわり、仕上げ材やドアノブなど、二次的三次的なものは、
たくさんのバリエーションが用意されています。
× 本社経費(TVのCMなども含め)にコストがかかるため、量産している割には、
工事金額が安くありません。
地域の工務店で設計施工
◎ (一般的には)3つのパターンのうち、最も安く新築することができます。
◎ 地元の顔つながりを大事にできます。
× (一般的には)設計のレベルが高いとはいえません。
(その理由は・・・
本来、設計と施工は全く別物です。必要とする資格も異なります。
また、設計と施工では多くの点で、利害が反するものです。
工務店の社員に一級建築士がいても、肩身が狭い、のが実情です。
そのため、工務店設計では「外断熱」「床暖房」「高気密住宅」など、
アイデアではなく、スペックを売りにする、という例が多く見受けられます。
× 提出された工事金額が正当かどうか、工事に不具合がないかどうか、
お客様では判断できず、相手方を信用するしかありません。
設計事務所 + 工務店
◎ 3つのパターンのうち、唯一、お客様側に専門家がつきます。
◎ お客様が納得のいくまで案を練り、住まいに対するアイデアを生かすことができます。
× 設計事務所ごとに仕事の進め方、設計の価値観、あるいは技量など様々で、
お客様のニーズに合うか、合わないかが分かれます。
× 設計監理費が発生します。