木の温かみをだして → 弧を描く木のアーチ
ひとつの夢。とはいえ、普通の木造の家では、工場生産の建材で
覆われ、木は床ぐらいしか見えていません。
「木の温かみ」
このテーマを実現するために、「自由が丘の家」では
こんなアイデアにしました。
北
欧を旅すると、木を上手につかった
公共建築物を目にします。
ヨーロッパの大陸が石の文化に対し、
北欧は日本と同じく木の文化。
勉強になることがたくさんあります。
フィンランドの巨匠、アルバー・アアルト
の木の家具の特徴は、
柔らかな曲線にあります。
柔らかな曲線の白木の家具。
それがこの目黒区の
「自由が丘の家」の発想の原点です。
木の温かみをだすためには、素材として
木を使うだけでなく、その形状にも工夫
が必要だと、この写真にあるような
弧を描く柱をご提案しました。
集成材と呼ばれる、スライスした木を束ねた柱で、長さは7mあまり。
菅平高原で育ったカラマツです。
長野県にある工場で加工したものを、東京目黒区の敷地までトレーラーで運びました。
船のようであり、あるいは鳥の巣のようであり。
家族をしっかりと、あたたかく包み込んでいます。