患者さんが待ち時間を忘れる待合室にして → 時間がゆっくりと流れるようにしましょう。
診察時間を予約制にしても、どうしても30分、ときにそれ以上、
お待たせしてしまうことが往々にしてあります。
そんなときは、雑誌? テレビ?
毎月の経費がかさむばかりで、しかも待合室が騒々しくなります。
その場だけ、時間の流れをゆっくりにすればいいのです!
整形外科にいらっしゃる患者さんはまちまちです。
事故や怪我にあったばかりで、痛みと失望に打ちひしがれている方。
もう痛みはないけれど、リハビリのため毎週、通ってくるのが日課となっている方。
そうした患者さん皆を優しく包み込む空間が、待合室。
「さっぽろfクリニック」では、自然界のゆらぎのリズム「1/ f のゆらぎ」を
光のうつろうさまで表現しました。
4300個のガラスブロックと乳白色のシートを貼ったガラスの2重構造になっています。
ガラスブロックの凹凸模様により生じた光のかげろうが、
雲が動いたり、梢が揺れたり、あるいは時の変化、季節の変化に敏感に反応します。
普段は気づかない変化が可視化されるのです。
こうしたゆらぎこそ、人のリズムそのものです。
健康なときには気づかない、自らの体のゆらぎに、そっと耳を傾けること。
これこそが治癒にとって、大事な要素であると思います。
光のかげろうがうつろう、待合室。
そこは普段の生活のリズムとは違った、時が流れています。